大王海運は、陸上輸送と海上輸送を組み合わせたRO-RO船輸送サービスを2002年より開始しました。瀬戸内と首都圏を結ぶ定期航路として、また関東-関西間をデイリー運航する唯一の船社として物流サービスを提供しています。
メリット
効率的な物流
RO-RO船への「モーダルシフト*」は、貨物を積んだトレーラーシャーシのみを海上輸送(無人航送)することで、ドライバーの長時間・長距離輸送を抑制します。
またトレーラーが自走して乗下船することから、陸上輸送の利便性と海上輸送の効率性を合わせ持った輸送手段として注目を集めています。
*モーダルシフト:環境負荷軽減や深刻化するドライバー不足への対応として、トラック等の陸上輸送を効率的な海上輸送や鉄道輸送に切り替える取り組み。
環境にやさしい物流
大王海運のRO-RO船はトラック輸送と比較しCO₂排出量をおよそ1/4以下に削減できます。このため、環境負荷の少ない輸送手段として、企業活動による環境負荷の低減やSDGsに積極的に取り組まれる荷主企業様にもご活用頂いています。
災害に強い物流
RO-RO船を始めとする海上輸送は、陸上の道路交通網寸断の影響を受けないことから自然災害に強い輸送手段です。特にRO-RO船輸送は、専用の荷役設備を必要としないことから災害時の復旧も早く、近年急増する自然災害への対策として採用される荷主企業様が増えています。大王海運RO-RO船の年間就航率は99%で安定的なサプライチェーン構築に寄与しています。
航路図検索
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出 港千葉12:00
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出 港千葉12:00
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出 港千葉12:00
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出 港大阪8:30
入 港千葉翌日5:30
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出 港大阪10:00
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出 港岡山16:00
入 港四国19:00
出 港岡山金曜日16:00
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出 港四国23:00
入 港千葉翌々日5:30
出 港四国23:00
入 港大阪翌日6:00
出 港四国金曜日23:00
入 港和歌山土曜日11:00
出 港和歌山土曜日13:00
入 港千葉月曜日5:30
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船舶・車両紹介
第三はる丸/第五はる丸/第六はる丸
大王海運では現在3隻のRO-RO船で関東~関西~中国~四国を結んでいます。
輸送能力
船名 | シャーシ | 乗用車 |
---|---|---|
第三はる丸 | 100台 | 250台 |
第五はる丸 | 160台 | 250台 |
第六はる丸 | 160台 | 250台 |
トレーラーによる一般区域輸送
陸上輸送との連携においては、各種トレーラーを用意しお客様企業の輸送ニーズにお応えします。
- 21トン積み13mシャーシ(平ボディ)
- 20トン積み13mウィング
- 24トン積み299幅広シャーシ
輸送実績
1.ドライバーの労働時間削減- 樹脂輸送の車両大型化による効率化並びに船舶へのモーダルシフト -
海上無人航送とすることでドライバーの長時間労働を抑制します。兵庫県から福島県への樹脂輸送では、トラックからトレーラーへ大型化して運行回数を削減して効率化を図るとともに、泉大津港~千葉港間をRO-RO船への輸送に転換することで、ドライバー運転時間の60.3%にあたる年間8,586時間を削減されました。
2.共同輸送- ビールメーカー4社のRO-RO船モーダルシフト -
一度に大量の貨物が輸送可能なRO-RO船の特性を活かし、共同輸送にご利用可能です。
関東の物流拠点から関西の物流拠点に輸送する、ビールメーカー様4社の共同配送でご活用頂いております。
3.特殊貨物- 大型設備輸送の船舶へのモーダルシフト -
特殊車両通行許可や誘導車が必要となる大型貨物の輸送について、幹線輸送をRO-RO船に切り替えることで、許可取得区間や誘導車の手配区間を削減することができます。
※船舶乗船にあたって重量と貨物高等の制限が御座います。
4.CO2排出量削減- RO-RO船の活用により加工食品輸送のモーダルシフト -
RORO輸送は大量輸送が可能なため、CO2排出量が少なく環境にやさしい輸送手段です。愛媛県から関東むけの加工食品輸送について、RO-RO船を活用したモーダルシフトによって、CO2年間排出量を約47.4%削減しました。